世間的に「やめとけ」といわれることが多い介護職。なぜそのような悪いイメージが広まってしまったのでしょうか?イメージと実際の働き方は変わってきていますので、そちらも知っていただけたらと思います。


介護職が「やめとけ」といわれる理由や、介護職の現在の働き方、介護職に向いている人などを紹介していきます。

[1]離職率の高さ 



介護職が「やめとけ」といわれる1つ目の理由は、「離職率の高さ」です。介護職は、「すぐにやめてしまう」「なかなか長く続かない」といったイメージをもつ方も多くいらっしゃると思います。それもそのはず、実際に10年ほど前の介護職は離職率が高く、全産業の離職率はおよそ15%に対し、介護職の離職率は21.6%高い数値となっていました。


しかし、徐々に離職率は改善されていき、令和4年度では介護職の離職率は14.4%にまで下がっています。介護職の離職率は、高いイメージがあるかもしれませんが、全産業の離職率は15.0%なので、実際は特別高い数値ではないといえるでしょう。




[2]給料の安さ